第86回切磋歌会、「神無月歌会」の詠草を募集します。
〆切: 平成22年10月1日
詠草掲載後、歌会は10月02日より当会場にて。
宛先: 当コメント欄へ、ただし非公開コメント欄をチェックのうえ投稿
投稿: 短歌1首
課題: 暗喩を駆使した歌。オノマトペは入れない。
注) ・投稿歌は習作としての扱いです。後日歌会歌誌などへ御自由にお出し
下さい。
・歌会中は、作者も名を伏せて「作者」として積極的に参加くださるも可。
ただし、推敲改作等を作者として1回掲載なさるのは自由です。
・歌会終了後には、歌会の内容は消去されますので御留意下さい。
・ご連絡の際は長谷川知哲(chitetsu@hotmail.co.jp)まで
第85回切磋歌会、「八朔歌会」
〆切: 8月31日
投稿: 短歌1首
課題: 直喩ないし(および)擬人法を駆使した歌。オノマトペは入れない。

本日で、「真夜中のサーフロー」合評会を終了いたします。
みなさん、熱心に御参加くださいましてありがとうございました。
また、このような企画ができる機会を楽しみにお待ちします。
2月11日より、合評を開始いたします。
普段の習作を相互批評する切磋歌会と違って、発表作です。批評もできるだけ、ハンドルネームではなく筆名か本名のフルネームでお願いできれば幸いです。批評に対する責任を明示するためです。便宜的に10首づつ分けましたが、作品が別枠に渡るときなど、どこに書き込んでもOKです。
では、実りある合評を期待いたします。
長谷川知哲
真夜中のサーフロー 長嶋 信 1-10球場をゆるく巡りて咲くつつじ昨日の空を遠景として
病院の通用門は球場と向かい合わせにあり医者になり
青年期引き延ばしたる末の今日コーラの鹹き氷を噛みつ
憧れを持たぬ齢に差し掛かる街のビル群坂下に見ゆ
<俺>と呼ぶことのなくなり曇りの日雲のむこうにまた雲がある
清算の響きだろうな かかん、 可換、 かかん 可換と貨物列車が
旧看護学校棟の日陰にて憩う一人として研修す
研修医マニュアル容れて内外の白衣の裾が膨れいるなり
黄昏れて西へなだるる巨雲を見やりて春の病棟に入る
しゅくしゅくとアルコール液を手に散らす 立ち止まるには広い廊下だ
真夜中のサーフロー 長嶋 信 11-20眼を伏せて擦れ違いたり告知されし人の腕より手首は垂れて
包みつつ人を起こせば腹話術人形のごと眼は上を見き
救急外来
「救外に持って来ない奴いないよな」先輩医師が振るペンライト
宿直の暗き廊下を支配して立入禁止の看板が立つ
急患の来ぬぬばたまの夜にして当直日誌に<晴れ>と記せり
愛称でコールに応え看護師は夜の廊下へ駆け出でゆけり
無意識に名を与えむと流れゆく青き夜の雲ながめていたり
サイレンの音が高まる 急患はディズニーシーへの抜け道を来る
シリンジに吸われゆくとき麻酔薬キシロカインは透きてうつくし
真空採血管
スピッツを奥まで挿せば挿しざまに血液の火矢放たれにけり
真夜中のサーフロー 長嶋 信 21-30口角に固定されたるチューブあり 「ニャロメみたいな顔ね」と妻が
静脈に辿り着くまで一本の針ひえびえと皮下を渡るも
静脈留置針
真夜中のサーフロー挿入 透かし見し静脈色の夜明けとなりぬ
あじさいのいちりんざしがかたむいて明日を指す日に退院となる
六月の雨さばさばと街路樹の葉群を打ちて雨を降らせり
自転車をまっすぐ漕げばタイヤから二条の蛇が生まれ出るなり
自意識の迫り出しのごとき堤防を乗り越えたるに川までは遠し
天の川こぼれて長き七月の雨を聞きつつ眠りに入りぬ
ヒメジョオン群れて揺れいる梅雨明けの院内の野をわれも揺れつつ
夏空は眩しかりけり可視なるも可視ならざるも音なく降れば
切磋歌会のみなさま
お知らせいたしました通り、このたび長嶋信さんが今年度の歌壇賞を受賞されました。
あらためましておめでとうございます。
授賞式が2月10日水曜日17時から開催されます。授賞式は無料ですl。懇親の集いは会費9000円です。会場は東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷。切磋歌会のメンバーのみなさんには仲間の嬉しい受賞ですから、御都合のつくかたは是非、式にあるいは懇親の集いに、 ご出席いただけますと幸いです。長嶋さんから、参加のメンバーを本阿弥書店さんへ連絡する都合がございますので、1月23日までに長嶋さんのメールアドレスまで、御参加できるかたは、氏名住所を入れて御連絡ください。
アドレスは gomajiro3@livedoor.com
私も参加させていただきます。
長谷川知哲
週末はこのまま御批評ください。
月曜日あたりから作者名を明かすことにいたしましょう。
昨日は学士会館にて友人の歌集出版記念会があり、盛況でした。
短歌人の村田馨さん柚木圭也さんのお二人の歌集です。
短歌人の中地さん小池さんほか、豪華な顔触れで、小高賢・沖ななも・松平盟子・久々湊・千々和・森山晴美・花山多佳子・三井修・中川佐和子・大松達知・佐藤弓生・梅内美華子さんほか、多彩なスピーチで、ちてつはマイク係で走り回りました。
切磋歌会常連の、近藤かすみさんが以下の賞を受賞されました。
ご本人の文を一部引用させていただきます。
「切磋歌会の水無月歌会に出した詠草を
日本歌人クラブの近畿短歌大会に応募したところ、
日本歌人クラブ賞になりました!
また、筒井早苗賞(選者賞)にも選ばれました。
ミサイルが飛んだ青空 ああ何も知らず口笛など吹いてゐた
賞品は楯(箱がでっかくて持って帰るのに苦労した)と平成万葉集でした。
賞を渡してくださったのは、中央幹事の星野京さん(黒い服)、司会は中野昭子さん。」かすみさん、おめでとうございます!
第72回切磋歌会、「盛夏の歌会」。8月04日(月)
テーマ「相聞」
万葉集、さらに遡って古事記の国生みのはじまりから現在にいたるまで「相聞」は「歌」にとって王道のテーマだと思います。ところがこのテーマ、短歌を遅くにはじめた者にとっては意外に厄介なもので恥ずかしながら実は私は相聞歌と呼べるものを作ったことが一度もありません。後略。 MEG